用語解説
Dissolved Oxygenの略称。
水中に溶けている酸素の量。水の自浄作用や水生生物の生存には欠くことのできないもので、河川等の水が有機物で汚濁されると、有機物を分解するため水中の微生物が溶存酸素を消費し、水中の溶存酸素が少なくなることで魚介類に悪影響を及ぼす。さらに、この分解が進行すると、嫌気性の分解も起こり、有害ガス等が発生して水質はさらに悪化する。
一般に魚介類が生存するためには3mg/L 以上、好気性微生物が活発に活動するためには2mg/L 以上が必要である。